勉三の家(依田邸)に遊びに来てください
みなさん、こんばんは。
依田勉三です。
私事ながら、6月21日は私の167回目の誕生日でした。
おや?と思った方もいるかもしれませんが、旧暦では5月15日です。
あの世でも困るのが「旧暦では5月15日だけど、今の暦だったら誕生日は6月21日なんだ」といちいち説明するのが面倒くさいです。
あと、生年月日の占いはいつも旧暦のほうがいいのか、今の暦のほうがいいのか、毎回悩んでしまいます。
それはともかく、たくさんのお祝いメッセージありがとうございました。
なんだか、依田邸で誕生記念会まで開いて頂いてうれしい限りです。
さて、今日はそんな私の家でもある依田邸の話をしたいと思います。
前回書いた松崎町を紹介した記事を貼っておきます。
依田邸は国道136号線から行くと、田んぼを使った花畑の先にあります。
上記の記事にある地図の縮図だと依田邸が近くに感じますが、実際はなかなか距離がありますので、確認してください。
この家は私が北海道に行くまで過ごした家で、私の生い立ちや当時をどのように過ごしたかなどのパネル展示があります。
えーっと、
歴史なんかに興味ないわい!ってみなさん、そんなこと言わないで下さい。
どうか、勉三に興味を持って下さい。
え?それでも沸きませんか?
勉三、ぴえんです。
……歴史に興味がなくても実は依田邸は楽しめることがあります。
実は依田邸は1961年から2014年まで大沢温泉ホテルとして営業していました。
どうですか、この高級感溢れる旅館。
実はここは入場無料なのです。
この高級旅館の雰囲気を無料で味わえるのはいかがでしょうか?
そしてここの自慢はお風呂です。
観葉植物に囲まれ、川沿いに露天風呂があるので、春には桜を眺めながらお風呂に入ることができます。
ここのお風呂は今年の10月頃に日帰り入浴ができるそうです。
桜の時期の那賀川の様子です。
松崎町といえば、田んぼを使ったお花畑のイメージが強い人もいるかもしれませんが、実はここも良い場所ですよ。
最後に個人的に依田邸……と言いますか、依田邸付近の好きなエピソード。
これは毎年、俳句を書いたものを桜の枝に吊るすものですが、
これをはじめたきっかけが、桜の枝を折り盗む人がいて、それを注意するために、その注意文の俳句を書き、桜の枝に吊るしたところ、盗みがなくなったそうです。
悪をこんな平和な方法で解決するって聞いたことがありますか?
だから、私は松崎町の人の良さが大好きです(中の人より)
さて、今の季節は依田邸は半夏生(はんげしょう)が綺麗です。
葉が半分だけ白くなるという、ちょっと変わった植物です。
この名前の由来は、半分、化粧(おしろいのことですね)しているみたいだから、半夏生というようです。
今、依田邸の庭ではこの半夏生の爽やかな匂いでいっぱいです。
どうでしょうか?
依田邸に少しでも興味を持って頂いたらうれしいです。
世間の風は相変わらず冷たいばかりですが、
北海道の大地に浮かぶ夜明けの光がみなさんにも照らされるようにお祈りいたしております。
では、また。